鱸道

2015年05月

記憶が薄れぬうちに高知遠征記を書き終えようと思いつつも・・・まあ、箸休め的な感じで最近の釣果です。

今シーズン、絶滅まで噂された(笑)中津エリアのシーバスですが、先週の雨でようやく開幕!

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すっぽ抜け、バラしてまたすっぽ抜け(笑)やっと獲れた嬉しい72cm

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短時間で群れがバーっと入ってバーっと抜ける感じでした。

次の雨も楽しみ!


久しぶりの磯では、南からのウネリで濃厚なサラシが構成されてたけれども・・・

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今回はベイトが入ってないハズレのエリア引いちゃいました〜

勝手にパラダ磯を想像してたんやけどなぁ・・・ボソ

週末また時化そうやからリベンジ行きたいとこやけど、今無性にライギョ釣りたい衝動に駆られているのだ!



Tackle Data
Rod : Shibumi IS-90ML
Reel : 13 CERTATE 2510PE-H
Lure : komomo110s counter 

Rod : LUXXE SALTAGE CHEETAH-RR 110H
Reel : Vanquish 4000XG
Lure : SURFACE WING 120F

昨晩の興奮さめやらぬ中、パターンとして再現性があるか徹底的に分析する為、夕方再びあのシャローへ向かう。

・・・の前にエネルギー注入!

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起きたらまず如月で「今日は何食べよう」が習慣になってきた。

寝起きからがっつりスタミナつけて、ポイント到着。

昨日と打って変わって気圧の谷の影響により、不安定な天気で気温もグンと下がり期待は薄い・・・。

予想通りベイトの気配もなく可愛いマゴチのヒットに慰められ、出張から帰られた望さんと合流。

昨晩の慶事の状況を改めて報告し、再び入水の準備を終えた時望さんが思い出したように

「あ、そういえば足の指骨折しとった。」

いやいやいや、さらっと言いましたけれども(笑)

よく見ればトランクに松葉杖乗っとるし釣りどころじゃないでしょ!

話を聞けば数日前、仕事中何かに打つけたみたいで病院に行ってみたら骨折と診断を受けたそうで・・・

それでも普通にウェーダー履いてポイントへ向かう釣りバカっぷりにビッグリスペクト(笑)

また込み潮だというのに沖の瀬に立ち込み変態アプローチ・・・

とても骨折してる人には見えません(笑)

しかし意に反して魚からの反応は得られず、幾度となく打ち付ける通り雨に思わず去夏の恐怖の雷雨を思い出した。

潮も止まり結局癒しのハク付きライトゲームに移行し、セイゴの安打で納竿。


明けて5日目、唐揚げ弁当でスタート!

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ポイントに着くと今日からGWの人が多いのだろうか、これまで見かけなかったアングラーの姿がちらほら。

昨日に引き続きベイトの気配は薄く、またマゴチからの慰め・・・

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ポイントを転々と移動しながら明け方、心の拠り所ハク付きオアシスへ。

超絶シャローでハクを追っかけまわすウグイに

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背ビレを出してアタックしてくるキビレ

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これで高知で五目達成(笑)

朝焼けが水面をオレンジに染める頃、納竿となりました。


余談ですが・・・

九州に帰ってからもハク様には大変お世話になっております(笑)

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高知アカメ遠征 2015 春の陣 ⑤に続く



Tackle Data
Rod : VARIANT REXEATER 9.9
Reel : 09 TWINPOWER SW4000XG
Lure : sasuke 120 裂波
          K-TEN BLUE OCEAN BKF115

Rod : Shibumi IS-90ML
Reel : 13 CERTATE 2510PE-H
Lure : komomo II 65

この日、高気圧に覆われた日本列島は各地で今年一番の暑さとなり、北海道では異例の30℃超え。

4月下旬だというのに高知でもじりじりと夏の日差しが照りつける。

「チャンスか・・・」

迷う事なく向かうのは昨日ヤツの姿を目撃し、去夏から通うあのシャロー。

まだ陽の高いうちからポイントに立ち込み、ブルーオーシャンのリップを調整しながらキャストを繰り返す。

次第に西日が山陰と重なり夕闇がにわかに追う頃、緩やかなブレイクライン沿いにボラが溜まりだした。

夏の巨大なベイトボールのほんのひと欠片、群れというには乏しいほど。

水面の街灯りを僅かに揺らめかせるじんわりとした流れを感じながらベイト下、ボトム付近をじっくり馴染ませるようリトリーブに集中する。

フルフルフル・・・

ガッ!!

ルアーの波動を感じていたリーリングする手が止まり、ベイトを引っ掛けたかとロッドを軽く煽った瞬間だった。

ジッジッジジジィーーーーーーー

もの凄い早さとトルクでロッドがフルベントを描き、ドラグが悲鳴をあげる。

以前、望さんなどからアカメの瞬発力の話を耳にしており、ヤツだと一瞬で確信すると同時に全身にアドレナリンが駆け巡る。

「絶対に獲る!」

どれくらいだろうか、ドラグ音が高音から低音域にようやく変わり何とかファーストランを食い止めた。

ここでふと去年の夏お会いたヒデはやしさんのアドバイスが頭を過る。

「もし魚が掛かったらすぐフッキングを決めず、ファーストランで持っていかせ完全にむこう向いた状態で合わせを入れるとフッキング率はぐんと上がるよ」

その言葉通り、頭をむこう向かせたままフルスイングで合わせを入れフックアップ。

同時に水中で大きく首を振りながら進行方向を変え、再び走りだした。

みるみるラインを引き出す怪力

「ヤバイ・・・この先は竹杭地獄・・・」

ロッドを限界まで曲げ圧倒的な力の差にひたすら絶え、願うのみ。

「止まれ・・・頼むっ!」

すると奇跡的にも竹杭ギリギリでヤツが怯んだ。

もうあと数メートル走られてたら・・・なんて今思い返しても青ざめる。

相手の体力も確実に衰え始め、主導権を握ると一気にショートポンピングで距離を縮めにかかる。

水面を破るヘッドシェイクがない、掛かり所が悪いのか・・・将又・・・

頭の中で様々な揣摩憶測が飛び交う中、直実にその距離を詰めてゆく。

「あともう少し・・・」

水深1メートルもないシャロー帯のお陰で魚の位置が明確に分かり、ヘッドライトでラインの先を照らすと暗闇からゆらりと不気味に紅の双玉が浮かび上がり、その軌跡が紅い残像を残す。

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そして隆々と盛り上がる体高と、鎧を纏うかのような分厚い筋肉で構成されたタフなボディーに思わず武者震い。

逸る気持ちを抑え、背中からネットを抜きランディング体勢に入ろうとすると最後の悪足掻きに出たが、体力は限界に近付いてるようですぐに浮き上がってきた巨体。

しかしこの巨体、ネットに収まるのか・・・

ひとつ深呼吸をおき、ヒデはやしさんから受けたアドバイスを再び思い起こす。

「このシャロー帯では無理にネットを使わず、そのままズリ上げた方が無難」

何が何でも獲りたいこの魚。

そのアドバイスを冷静に判断し、横たわる巨体を引きずるように誘導して慎重に護岸を目指す。

「もう少し・・・あともう少し・・・」

緊張と不安と興奮と嬉しさ、全ての感情が入り交じりこの時間がとてつもなく長く感じた。

そうして・・・


まるで龍神を思わす背ビレ

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うちわのような巨大な尾

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ルビー色に光る目玉に固く分厚い唇

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紛れも無い事実、夢にまで見たアカメを前に出てくる言葉は感無量の一言。

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誰も居ない浦戸湾で全身に込み上げてくる熱いものが絶頂に達した瞬間やった。

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下顎にガッチリと掛かった2番フックは引き伸ばされ、ささくれ立ったズタボロのリーダーがギリギリの戦いだったことを物語る。

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105cm・・・

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(重量は今回独りだった為、魚へのダメージを配慮し行いませんでした)

初めてアカメを手にする僕には十分過ぎるサイズなのかもしれない。

でも次のステージが見え、更にふつふつと鼓動が沸き立つ瞬間でもあった。

無情にも「もしメーターを獲ったら剥製に」なんてヤボなこと考えてたけど、実際手にしてみたらこの魚が愛おしくて愛おしくて・・・

このまま一緒に浦戸湾の暗闇に消えたいくらい愛おしくなるんよ(笑)

だから全国各地からみんな此処にやってくるんやろうね。

別れを惜しみながらじっくり時間を掛けて甦生を行い、更なるモンスターになってまた闘えることを願って・・・

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さようなら〜〜〜


色んなご縁や運が積み重なって出会えたメモリアルフィッシュ。

出張中にも拘らず、すぐに連絡をくれ自分のことのように喜んでくれた望さんをはじめ、電話やメール、SNSで祝福のメッセージを下さった皆さん。

また、ここ浦戸湾でお会いした方々、そしてほったらかしにしてた彼女・・・

みんなに感謝。

本当にありがとうございました!


高知アカメ遠征 2015 春の陣 ④に続く



Tackle Data
Rod : VARIANT REXEATER 9.9
Reel : 09 TWINPOWER SW4000XG
Lure : K-TEN BLUE OCEAN BKF115
Line : DONPEPE 8 35lb
Leader : morethan LEADER X'treme TYPE-F 40lb

陽は沈み、闇がたちこめる頃。

仕事を終えた望さんと「いつもの場所」で久しぶりの再会。 

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仕事が忙しい中、今回も連日お付き合いして下さいました。

積もる話も程々に、さっそく望さんがドハマり中だという「ライトに遊ぶハクパターン」をガイドして頂くことに。

PE 0.4(さすがに僕はビビってこんな細いの使えません・・・)のこのゲームで、先月メーターシーバスまでもキャッチされてるというから驚き。

その上、これでアカメを本気で狙ってるというからもう変態の領域やね(笑)

ポイントに着くとさっそくシャローに溜まる無数のハクが目に入る。

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こんなマイクルベイトにもシーバス同様アカメも着くらしいが・・・

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結局僕はノーバイト、望さんはセイゴをキャッチされていた。

日付が変わる頃、明日も早朝から仕事という望さんは先に上がられ、僕はタックルを持ち替え目星付けたポイントで夜明けを迎え初日は納竿。


翌日の夕方。

明るいうちから今朝のポイントでひとりキャストを繰り返していると、目の前でボワッと巨大な背ビレが現れた。

一瞬の出来事だったが、夕日に輝く黄金色のあの魚体・・・ヤツだ!

思わず唾を飲み、仕事終わりの望さんに報告するとここらはよく巨ゴイが現れるとのことだったが、恐らくヤツに違いない。

それからぷら〜っと幾つかのポイントを巡り、語り合った後(これがまたアカメ釣りの至福の時間なのだ)昨夜のライトゲームの続きを。

開始早々、望さんがウグイを掛け、僕にはドラグを出されまくるナイスファイターが掛かったが惜しくもあと1メートルの距離でフックアウト・・・

一瞬見えたあの頭はたぶんコイやね(笑)

すっかり夜も更け、明日からはまた出張という多忙な望さんを見送った後、プチ時合いの到来でようやく高知シーバスゲット!

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高知のハク付き攻略クリアで気持ちもスッキリリフレッシュ!

このライトゲームがのちに忍耐勝負のツナギとなっていった。

再びタックルを持ち替え、気になったポイントを徘徊し2日目の夜が明けゆくのであった。


高知アカメ遠征 2015 春の陣 ③に続く



Tackle Data
Rod : Shibumi IS-90ML
Reel : 13 CERTATE 2510PE-H
Lure : REED DIBULE 55S

目の前で繰り広げられるアカメのスーパーボイルに手も足も出なかったあの夏から早8ヶ月・・・

再びこの春、GWをフルに使い土佐の地へ!

今回も九州と四国を結ぶ「ニューあしずり」に乗船するため仕事を終えてから足早に佐伯へ南下し、フェリー出港時刻まで近くの河川でウォーミングアップ!

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ちょうど居合わせたように釣りをしていたひろくん達にも会えたし、モチベーション高まったままフェリーに乗り込み豊後水道の激流に揺られること数時間。

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清澄な朝の空気が気持ち良い宿毛港に到着。

そこから宿毛の名所、松田川を泳ぐ無数の鯉のぼりを横目に高知市内を目指し東へと進む。

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昨年と打って変わって穏やかな母なる清流四万十は必ず立ち寄ってしまう。

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ついでに前回行きそびれた四万十川沿いに佇む「アカメ館」へ。

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これがまさかの閉館・・・残念。

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その足で看板からヤラれた「フィッシングショップおかだ」

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レジ付近に威風堂々と掲げられた四万十川産ミノウオの剥製は最高にシビれたね!

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四万十を越し黒潮町に入ると、これまた釣り人の心鷲掴みなナイスネーミング「道の駅なぶら」のカツオの一本釣りオブジェについつい釣られ・・・

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名物、黒潮かつお丼を頬張る。

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これがこじゃんと(使い方あってる?)旨い!

店内の壁画に自ずと背中を押され先を急ぎ

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広大な太平洋をひたすら平行に走り続けてようやく浦戸湾に到着。

「ただいま。」

到着するとまず、陽が高いうちに去年通ったポイントの地形を絵に書いて徹底的に頭に叩き込み直す。

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然程変化は無いが新たな漂流物の位置をしっかり把握し他のポイントのチェックを終えてから、早速夜に向け「くいしんぼ如月」チキンナンバンBIGで験担ぎ。

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これも相変わらずこじゃんと旨い!

そうして日暮れと同時に入水し、望さんとの再会を待つ。


高知アカメ遠征 2015 春の陣 ②に続く



Tackle Data
Rod : Shibumi IS-90ML
Reel : 13 CERTATE 2510PE-H
Lure : DRIFT PENCILE SHALLOW 90

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