阿蘇山を水源とし有明海に注ぐ九州最大の河川、筑後川。

そこに生息する固有種、有明鱸を求めて西へと車を走らせた。


 7月5日(土)小潮
満潮 01:16 / 13:42
干潮 07:37 / 20:00


道中休憩を挟みながら正午、筑後川に到着。

遠征毎度の事だが、土地勘はもちろん知り合いもない。

このゼロからの釣りがアウェイの楽しみであり苦難でもあるよね。

ポイントを探して川沿いを走っていると前日まで降り続いた大雨により激流、そして激濁の中、ウナギ釣り師達が竿をずらっと並べ、流芯近くではエツ漁が行われていた。

「これが筑後川、夏の風物詩か〜」

なんかうっとり。笑

さっそく何かしらの情報を得ようとウナギ釣りのおっちゃんに声を掛ける。

「こんにちは、釣れてますか?」

おっちゃんはニヤリと微笑みながら

「良いもん見せてやろか?」

と何やら車からゴソゴソ出してきた。

「あんただけ特別に見せてやる。」

「見てみぃ、わしが釣ったメーターウナギったい。」

写真 2

って写真かい!

そして絶対みんなにもそう言って自慢してるやろ!笑

でもそのフォトファイルの中には息子さんが釣り上げたという巨大な有明鱸の姿も・・・。

しかしこれといった有明鱸に関しての情報もなく、ウナギ釣り自慢を淡々と聞かされその場を後に。(おっちゃんありがとう!)

そうこうしながら一通り川沿いを走ってめぼしいポイントを数カ所に絞り、まずは満潮から下げの大堰周辺を探る。

CIMG4248

状況としては潮は小さいが堰の解放により流れは早く、本流との境に反転流が生まれる。

その本流と反転流の変化を釣る感じ。

いかにもなヨレに鉄板バイブを入れ、リフトアンドフォールで中層を探るとイナッコが散る。

と同時に何かがあたった。

ボラスレだ・・・

今度はボトムをとってからリフトさせた瞬間、ゴチン!

シーバスか?と半信半疑で合わせを入れると首を振る感覚にシーバスだとわかり、一気に慎重になる。

エラ洗いはなく、下へ下へと突っ込む魚をロッドパワーを生かして浮かすと70欠けるくらいやけどナイス体高!

こりゃ今回の遠征はもしかするともしかするかもだなぁ!へへへ

なんて思えたのは一瞬で、足下でのジャンプ一発でフックアウト・・・

だよねーーーーーグスン

気を取り直してキャストを続けるも次第に流れは緩み、堰からの放流も止まってしまった。

下流ポイントに移動しようかな。

そんなタイミングにごっついタックルを抱えた地元エキスパートの方に声をかけられる。

「何処から来たとね?」と訪ねられ「大分からです。」

「おお!俺も昔はよー大分ば通ったばい!」と次第に会話が弾む。

どうやら昔は某釣り雑誌のライターを務めていたらしく、九州各地のフィールド情報や、筑後川のシーバスゲームが確立するまでの歴史に釣り方、ポイント。

それからプロアングラーの方々との接点の話から不倫の話まで(笑)色々お話して下さりました。

最後に「エツボイルにはこれを使え」とハンドメイドのポッパーを手渡され、浮気相手のもとへ帰られた。笑

ご好意とハンドメイドのダブルの温もりを感じるこのポッパー

CIMG4246

使い方としてはフルキャストしてからロッドを立ててスローに巻くだけとのこと。

引き波系として使うみたい。磯からのナブラ撃ちにも使えそう。

エツボイル時はとにかくアクション云々より飛距離重視だから、筑後川ではヘビー過ぎるだろってくらいのタックルで50g前後のトップを使っているそうです。

しかし残念ながらエツボイルには出会えず出番なく移動・・・

下流に下り小さな河川と合流するポイントへ向かったが、思いのほか流れが出ずバイトを引き出せぬまま初日は納竿。


 7月6日(土)長潮
満潮 02:07/ 14:59
干潮 08:41 / 21:11


翌日朝から昨日の下流ポイントをランガンするも反応はなく、朝食を取ってから唯一魚とのコンタクトがあった大堰周辺へ向かうが大粒の雨が降り出す。

確か予報では曇りだったはず・・・天気予報を確認するといつの間にか傘マークに変わっとる。

しかも明日まで降り続くとのこと・・・。

それでもまた予報変わるかもと、釣具屋で時間を潰したり昼寝で小雨になるのを待ったが雨は激しくなる一方。

CIMG4252

2泊3日のスケジュールを組んできたのに止む終えない状況に後ろ髪を引かれる思いで筑後川を後に・・・。

ということで今回は魚の写真なし (´ε`;)

リベンジまでエラを洗って待ってちょけよ〜〜〜有明鱸!