カテゴリ: GT

朝から激しい雨が打ちつける

P4200102


と思ったら朝食時には晴れ間が覗いたり、変わり易い南国の天気

P4200104

当時パラオは深刻な水不足で非常事態宣言が出せれてて、現地の人たちは喜んでたけどこのくらいの雨じゃあ焼け石に水だそう・・・

街では計画断水が行われてたしね。

もちろんホテルのプールやジャグジーは使用制限掛かってたど、幸いホテルに貯水タンクが設置されており節水を心掛けながらシャワー、洗濯もでき特に支障なくパラオ生活をおくれた事に感謝です。


さて、今日も胸高鳴らせクルージング!

P4200108

そう息込んで、沖に出るが深刻な干ばつじゃなかったの?ってくらい雨は増す一方・・・

もしかしてオレたち時化夫婦やったりして(笑)

そんな雨風に耐え、ズブ濡れでペリリュー西側のリーフを転々と撃っていくけど昨日とは一転、激渋・・・

ランチ前に時化のペリリュートップに入って一発水しぶきが上がるものらず、午後からの上げっぱなに賭けて島のドッグでチルアウト

P4200115

ランチ中も、バケツをひっくり返したような大雨が襲ってはまた晴れ間が少し覗く。

目まぐるしく変わる天候の中、再びウネリの入るペリリュートップに向かうとトビウオが飛びまわり、沖には鳥山。

待ってました、チャンスタイム!

今にも出そうな雰囲気ムンムン漂わす荒れた海面にララペンマグナムを1投、2投、3投・・・

ズバァァァン!!!

「出たよっ!」

水面爆破からドラグが悲鳴を上げ、一対一の真っ向勝負!

P4200118

ウネリでボートが大きく揺れる中、強烈な引きをへっぴり腰ファイトで何とか持ち堪え(笑)

どーんとデッキに横たわる巨体は昨日よりデカイぞ・・・

P4200124

パラオの女神が微笑んだ、当初目標としてた30kgオーバー

P4200131 (1)

イエーイ!

疲労も吹っ飛ぶ抱っこタイム

「ありがとう」

遊んでくれたGTを優しくリリースし、ゴードンとアツイ握手を交わすとすぐにもうひと流し(笑)

再び同じコースを流してもらい丁寧にペンシルをダイブさせ

ドバァン!!!

と水柱を上げて楽しませてくれた10kgくらいの元気な子

P4200138

初日に比べだいぶ余裕持ってファイト出来たかな。

とかいってリリース後すぐゴードンの「モウイッカイ?」には「No!Break!」って声を荒げたけどね(笑)


それから少し北上して妻と癒しのライトジギングにチェンジ。

一気に水深が駆け上がるポイントのボトムからアオノメハタ

P4200142

続いてカスミ

P4200148

ブルーのヒレがちょーキレイ。

一方、妻は根掛り地獄にハマってもう飽きたオーラ(笑)

P4200145

さすがに釣りだけってのもなんなので、ミルキーウェイに寄ってもらうことにし一行はロックアイランドを目指す。

そのロックアイランド一角に透き通った海から一転、入浴剤でも溶かしたような白乳色の神秘的な世界が広がる。

P4200153

長い時間を掛けて海に溶け込んだ石灰岩が泥と化して海底に溜まり、白乳色独特のブルーが美しいこの景観を創り上げるまさに自然の神秘。

その石灰岩の泥に美肌効果があるとかないとか・・・

早速海底に沈殿した泥をゴードンが採ってきてくれ

P4200156

全身に塗りたくる(笑)

P4200160

泥パックに夢中な嫁さんの後ろでナブラが沸き、すかさずキャストするゴードン

なんだこの絵面(笑)


そんなこんなであっという間に二日間のフィッシングチャーターが終了

P4200176

サービス精神満載でナイスガイドをしてくれたキャプテン ゴードン、そしてパラオの大自然本当にありがとう!


翌朝、パラオ最終日。

朝焼けに染まるジャングルを前にプシュ!

P4210189

朝食を摂ってから繁華街をのんびり散策 

P4210195
P4210200

サラシニストとしてはとても刺激されるアイテム発見!

P4210193

そうしてお土産を大量購入してからホテルに戻って仮眠。

日付が変わる頃にチェックアウトし、空港までホテルスタッフが送迎してくれて深夜のフライトでパラオを後に。

あっという間に4泊5の夢の時間は幕を閉じましたとさ。

P4220214

また頑張ってお金貯めて南の楽園行きたいな〜


Tackle Data
Rod : Long Reef 86
Reel : 10 SALTIGA 6000GT
Lure : LALAPEN 240

野鳥のオーケストラで目覚める賑やかなパラオの朝。

IMG_2975

ドタバタと荷を解き、現地スタッフの迎えで港まで。

パーミットを購入してから二日間お世話になるキャプテンのゴードンと共に出船〜

P4190028

コバルトブルーの空と海、サンゴが織り出すコントラストが心を解く南の楽園。

さっそく沖へ出るとイルカがお出迎え

P4190032

戯れてボートを囲むイルカの群れに妻も大はしゃぎやったね〜

P4190038

彼らの案内を経て最初のポイントに到着。

まずはライトめのシーバスタックルで妻にキャストを教えながら鉄板バイブを投げてると、可愛いカスミアジがヒット!

P4190042

続けて、へなちょこキャストでバイブレーションを投げる妻のロッドも弓を描き

P4190044

ヒメフエダイ?ゲット!

P4190045

パラオの海は優しいね(笑)

再びリーフが沖に突き出るコーナーを流してもらい、肩慣らしにGTタックルに持ち替えゆっくりトップを引いてると二尾何かがチェイス!

その数アクション後、激しく水面破ってララペンマグナムを引っ手繰っていったのは・・・

P4190048

レッドスナッパー(バラフエダイ)

P4190056

良く引くしカッコイイ魚!

この調子でタマン出らんかな〜とか期待しつつ、次に水面破って飛び回るヤツはダイバーにも人気のバラクーダ(オニカマス)

P4190057

コイツもヤバい歯しとるね・・・

P4190059


トップで遊ぶ僕を余所に、黙々とライトジギングで釣果を上げるゴードン

P4190060

それに習って妻もトリプルヒットとかやっちょんし

P4190065

サビキかっ!

これにはゴードンも「スゴイネー!トリプルハジメテ!」って言いながら写真撮ってたよ(笑)


ランチ前に更に南下し、本命GTポイントのペリリューコーナーを目指す。

その途中いきなり減速し「テンノウ、イレーヒ」とゴードンが指差す先にあったのは、岬にぽつんと佇む西太平洋戦没者の碑。

P4190066

手付かずの自然が色濃く残るこの美しい島が、一万もの兵士が命を落とた激戦地であったことなんて想像もつかんよ・・・

戦没者達をねぎらい慰霊碑に向かって一礼し、再びボートを走らせポイントに向かった。


このペリリューコーナー周辺のポイントは流れも速く波も高い。

立ってるのもしんどい状況でゴードンの指示の下、200gの巨大ポッパーをフルキャスト!

ポコン・・・ポコン・・・ポコン・・・

バァコォォォン!!!

水面爆破と同時に、けたたましくドラグ音が鳴り響きラインが一気に引き出される。

「きたよっ!」

圧倒的なパワーとボートの揺れに耐えながら、何度も浮かせては突っ込まれを繰り返す。

7〜8分くらいファイトしたかな?

ようやく巨大な燻し銀の魚体が姿を現し、ゴードンがネットイン!

デッキに横たわる巨体を前に、息切れして座り込んでしまったのが情け無い・・・(笑)

P4190070

ファーストGT 20kg

P4190076

夢の巨鯵抱っこ〜〜〜

GT RECORDER 6/0とフロントアイがグニャリと曲げられちょったけんなぁ・・・

想像を上回るパワーでした(汗)


たった一本で両腕悲鳴を上げた軟弱な僕は休憩を欲し、一度近くのドックに入ってランチタイム。

P4190077

ゆったりとした時間が流れる南の島のゆる〜い昼下がり

ビールが欲しかったな(笑)


昼食後、再びペリリューコーナーに入るも東から真っ黒な雨雲が強風を伴い接近してきたので、それから逃げるようにポイントを移動。

妻とゴードンがライトジギングで根魚爆の中

P4190080

僕はトップでリーフのエッジを引いていると

ボシュ!

「あ〜のらんっ!」

GTのミスバイトに気を抜いた瞬間

ドバァァァン!!!

でっけーシャークがバイト(笑)

もちろん即ラインブレイクっす。

パラオすげ・・・


気を取り直しポイント移動して、シャローに溜まるベイトボールから飛び出たレッドスナッパー

P4190083

数日前、ここでセイルフィッシュが上がったみたいやけど反応はイマイチ・・・

バイトがなければ即移動、ベイトボール見つけてはキャストを繰り返し、タイムアップ間際に一発GT出てくれたけど惜しくもフックアウトで終了・・・

妻も度々襲ってくるスコールの中、お得意のヒメフエダイを釣り続けよく頑張りました ♪

P4190086

そうして釣行初日から濃厚な時間を満喫

心地良い疲れを残し、コテージのテラスでシャワー後のプシュ!は最高ばい。

P4190092

釣った魚はゴードンとホテルのスタッフにプレゼントし、余ったカスミアジをレストランでお造りにしてもらい今宵もパラオの酒に呑まれるのであった(笑)

P4190094


ハネムーン パラオトリップ ③に続く



Tackle Data
Rod : Long Reef 86
Reel : 10 SALTIGA 6000GT
Lure : LALAPEN 200
          EBIPOP 200

アリー!

本日、4泊5日のパラオトリップから無事帰国致しました。

熊本地震とかパラオの水不足とか心配事たくさんあったけど

もうね・・・パラオ最高!!!

P4190075

マジで帰りたくなかったよ〜

今回の旅はハネムーンに便乗させ、初の海外フィッシングツアーを組んだ。

了承してくれた妻には本当に感謝。


福岡発、グアム経由で楽園パラオを目指す。

約6時間のフライトはGTと出会うまでの期待を十分過ぎるほど募らせた。

P4180001

因みに日本とパラオの時差はない。

英語が弱い僕らは税関と乗り換えでヘロヘロになりながら何とかパラオの玄関口、コロール国際空港に到着

P4180003


赤道直下の島なだけあってやっぱり第一声は上着を脱ぎ捨て「パラオ暑っ〜」

空港のロビーで待ってくれてた現地スタッフにホテルまで送迎してもらい、明日から始まるチャーターに備え早めに休む・・・わけなく初日からジャングルレストランでパラオの酒に呑まれたのであった(笑)


ハネムーン パラオトリップ ②に続く

↑このページのトップヘ